人生を左右する習慣?!
2021年06月01日
「昨日は学校の先生に叱られて、ずいぶん落ち込んだ!」
「先週、試合に負けてから、ずっとやる気が起こらない!」
こんな生徒の声を時々、聞きます。
私は、その声を聞きながら時々、不安を感じることがあります。
それは、結果を感情だけで受け止めている生徒がいることです。
結果を感情だけで捉え続けると、自分に自信がなくなってきます。
それは国のステートメントからも明らかです。
「日本の若者は、諸外国の若者と比べて、自身を肯定的に捉えている者の割合が低い傾向にある。(以下省略)」(2018年度 内閣府調査)
つまり日本の若者は世界の若者と比べて、自分に自信がないのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
自分の結果を分析し、次に向け対策を考える習慣が必要だと私は思います。
最初の例で言えば「どうして先生に叱られたのか。今後、どのようにすれば良いのかを考える」ことです。このような習慣が身につけば、良いことがたくさんあります。
1.結果を分析することで、原因が分かるので感情的になりにくくなります。
2.原因がわかれば、次の行動に対して対策を考えやすくなります。
3.対策を考えれば、次の行動につながりやすくなります。
4.対策し行動すれば、良い結果が出やすくなります。
5.良い結果が出れば、やる気が湧いてきます。
6.やる気が出れば、さらに良い結果が出ます。
このサイクルを繰り返すことで、未来は変わっていきます。
まだまだありますが、とにかく良いことずくめなのです。
勉強やクラブなど何でも良いので、ぜひ生徒には、この習慣を身につけてほしいと思います。
学生の間にこの習慣をつければ、社会に出て仕事をする際、必ず役に立ちます。
仕事でよく使われるPDCAサイクルは正にこの習慣です。
さて今回、中間テストが終わった学校がたくさんあります。
このやり方が身についていない生徒には、「結果を分析して次の対策を考える」練習をするチャンスです。
テスト後の分析と対策のやり方は、以下の通りです。
◆勉強した内容は時間とともに、忘れてしまいます。返却されたらその日の内にテスト問題と向き合ってください。
◆できなかった問題を、教科書や参考書などを見てもう一度解きなおしてください。
◆「テスト反省ノート」を作って「まぐれで正解した問題」、「できたつもりだったのに間違えた問題」、「全くできなかった問題」などに分けて下さい。 「全くできなかった問題」は、もう一度、教科書などを見て例題などを解いてください。「できたつもりだったのに間違えた問題」は、普段の勉強の仕方に問題がある場合があります。ながら勉強などをしていないか問題点を探ってください。「まぐれで正解した問題」は、本当にできるのかどうか類題をもう一度解いてください。
◆次のテストに向け目標を立ててください。具体的で前向きな目標がベストです。
やり方がわからない場合は、星伸スクールの先生に聞いて下さい。星伸スクール以外の生徒の方も相談にのります。
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