元気のない顔でA君がやってきました。

「今回のテストは2週間前に計画を立て、テスト勉強したけど、あまり得点が伸びなかった。」

私は「成績は急には伸びないよ。でも計画を立てて勉強したことは、とても偉い！　次回も計画を立てて勉強すれば必ず伸びる！」と彼を励ましました。

結局、その生徒は、その後大きく成績を伸ばして中学校でもトップクラスの成績になりました。

「計画を立てて実行する」・・・社会人にとっては不可欠な能力ですが、生徒にとっても同様です。

それは計画を立てて勉強すれば必ず成績は伸びるからです。

例えば、ワンランク上の志望校に合格する受験生は、6月から夏休みの計画を立てて実行しています。

例えば「6月は基礎を復習し、夏休みには受験問題に取り組む」など具体的なスケジュールを立て勉強しています。

これは学習時間がたくさん取れる夏休みを有効に使う、受験勉強の大切なやり方です。

一方で受験生以外の生徒にとっても、同じやり方をすれば必ず成績は伸びます。

今から夏休みまでの計画を立てるのです。

ざっくりしたもので大丈夫です。

計画を立てる上で一番大切なことは目標を決めることです。

目標がしっかりしていれば、やる気も起き継続して勉強が続けられます。

ポイントは、自分にとって「前向き」で「具体的」な目標にすることです。

なぜなら脳は前向きで具体的な考えは実行しようとするからです（脳科学）

目標が決まれば、自分の現状を把握して下さい。

どこができて、どこができないのかを過去のテストなどから調べて下さい。

大切なことは、できないことばかりに焦点を当てるのではなく、できることにも焦点を当て、決して悲観的にならないことです。

悲観的になると、学習能力が落ち、脳が老化するとも言われています。

現状把握が出来たら、それをもとに計画して下さい。

計画は完璧なものでなくて構いません。

最初は大雑把なものでも良いので、「計画し実行する習慣」を身につけてほしいと思います。

もし、やり方がわからなければ、星伸スクールの先生に聞いて下さい。

星伸スクール生以外でも大丈夫です。