夢・希望
2019年04月01日
今年、高校受験では279名が合格し、津高校、津西高校は全員合格、上野高校には64名が合格しました。
また大学受験では、名古屋大学、北海道大学など合計75名が合格しました。
これからも将来に向かって頑張ってほしいと思います。
さて、合格者の中には変わった生徒の集団があります。
それは、成績が急上昇した生徒たちです。
例えば、成績が中1では下位。中2でも中位、中3で上位に躍り出て難関校に合格した生徒などがいます。
まるで成績がスペースシャトルのように、急上昇する生徒がいるのです。
この生徒の集団は、どのようにして勉強に向かったのでしょうか?
子供たちを勉強に向かわせるには、3つの方法があります。
◆無理やり勉強をさせる。
◆納得させて勉強させる。
◆自発的に勉強する。
皆さんはどの方法が良いと思われますか?
実は、この3つの勉強の方法には法則があります。
この法則は、仕事の現場で使われるもので、学習の成果にも同じだと私は考えています。
簡単に言えば 1:1.6:1.62の2乗 の法則です。
無理やり勉強をさせた時に出る成果を「1」とします。
「勉強しないといけない」と納得させて勉強させた時の成果は「1.6」です。
つまり納得させるだけで60%も成果が上がるのです。
自発的に勉強する時の成果は「1.62、つまり2.56」。
無理やり勉強をさせた時と比べて256%も成果が上がるのです。
成績が5段階で2の生徒がいると仮定しましょう。
1:1.6:1.62の法則で計算すれば
1×2:1.6×2:1.62×2=2:3.2:5.12
つまり無理やり勉強をさせた子は成績が2のまま。
納得させて勉強させた子は成績3。
自発的に勉強した子は成績5になることになります。
勉強を自発的にすれば成績が上がるのがお分かりいただけると思います。
星伸スクールが「やる気を引き出す」ことや「勉強の仕方の指導」に力を入れているのはそのためです。
さて子供たちが自発的に勉強するためには、どうすれば良いのでしょうか?
それは、夢や希望を持つことです。
そして、それが勉強に結び付いた時、自発的に勉強するようになり、学力は大きく伸びるのです。
ちなみに「希望」は実現可能性が高く、短期的な視点で使う言葉です。
「夢」はその逆で実現可能性が低く長期的に使う言葉です。
例えば「子供の頃からの夢だったプロサッカー選手になり、希望のチームに入る」、こんな感じです。
やる気につながるなら、子供にとっては、どちらでも良いと思います。
では、どんな夢や希望が良いのでしょうか?
脳は具体的で肯定的、前向きなことは実行しようとします。
夢や希望も同じです。
具体的、肯定的な夢や希望なら、達成した時を意識するたびに、達成した時の喜び、ほめられる誇らしさ、嬉しさなどがイメージと一緒に立ちあがってきます。
それが前に進む原動力となるのです
実際、イチローなどの有名選手の中には、子供の頃から将来の姿を具体的、肯定的に描いていた選手がたくさんいます。
彼らの子供時代の作文を読むと、ひょっとしてタイムマシーンで将来の自分に会ってかいたのかと思うほどです。
これから、世の中は大きく変わっていきます。
だからこそ未来に向かって、子供達には夢や希望を持ってほしいと思います。
このような取り組みを、星伸スクールでは行っていますが、ぜひ家庭でも取り組んで頂けたら幸いです。
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