初めまして。星伸スクール上野校・津校校長の多賀健介と申します。

今回の塾長ブログは、毎年沢山の受験生と間近で接している立場から、書かせてもらいます。

津高校を目指す生徒、沢山います。元々の学力が高いです。

「〇〇さんはよくできるから、いいよね。」「△△さんのお子さん、できるからうらやましいわ。」

生徒本人も保護者の方も、周りからは、そう言われますし、そう見られます。

ですが、実はそういう子でも、「学力テスト」「実力テスト」「中3受験模試」になると、突然点数が下がる事があります。

なぜでしょうか？

それは「定期テスト対策と受験勉強では、やり方が違う」からです。

もちろん、定期テストで点数を取る事や、自分なりの勉強方法を見つける事は、とても大切です。

ですが、「高校受験」という大きな範囲では、通用しない事が多いです。

復習してみると、実は抜けている事、沢山あります。

特に「学校のワークが、そのままテストに出る」という中学の生徒は、その傾向が強いです。

また、抜けているだけでなく、例えば社会は「地理・歴史融合問題」が出題されます。

理科は「中３のイオンと関連して、中１の気体の性質を問う」問題が出されます。

「抜けを埋めていく勉強」と「受験ならではの出題傾向を知る事」の両方が、受験勉強には必要です。

星伸スクールでは、毎年沢山の生徒が「中3理科・社会・国語」を受講してくれています。

それは「定期テストで学んだ事を、受験勉強のレベルまで上げる」ためです！

それができるのが、一番時間が取れるのが、夏休みです！！

夏期講習がもうすぐ行われます。

グループ指導・個別指導、様々な形で、中3受験生は受講して、頑張ってくれます。

その中でも、津高校に合格する生徒は、「定期テストと受験勉強は別物」

「時間が取れる夏休みにどれだけ頑張れるか」を理解して、夏休みから全力で頑張ってくれます。

私は英語・数学の両方を指導していますが、特に現在高２の生徒たちが、夏休みに実践してくれました。

24人のクラスでしたが、三重県後期選抜の英語で、５０点満点中「４８点：４人　４９点：４人　５０点：４人」という、12人が48点以上という、奇跡的な結果を出してくれました！

ここまで取れる事は滅多にありませんが、取れる事も事実です。

この世代、星伸スクール津校から津高校を１０名受けて、全員合格してくれました。

元々できる生徒、もちろんいました。

１学期の三者懇談で「津高校は無理だよ」と言われた生徒もいました。

でも振り返ってみると、その子たち全員が、５教科全教科夏期講習を受講して、やり切ってくれました。

「学力アップ」＝「やる気」×「勉強量」を、はっきりと示してくれました。

※この生徒たち、今でも星伸スクールで頑張ってくれています。

次は大学入試に向けて、高２の夏休みから準備してもらいます。

中３だけでなく、どの学年の生徒のみなさんにも、少しでも勉強する時間を取ってもらいたいです。

勉強ばかりして欲しい、なんて言いません。

「勉強をやったうえで、自分のやりたい事もやる」

そういう夏休みにしてもらえれば、学力アップに繋がると、考えています。