夏休みに変身?!
2022年08月01日
毎年、2学期が始まると生徒の変化に驚くことがあります。
例えば、1学期に勉強に消極的だった生徒が、一生懸命、勉強に取り組み始めることがあります。
その逆もあり、勉強熱心だった生徒が、辛そうな表情で授業を受けていたりもします。
その結果、成績に下剋上のような変化が一部の生徒の間で起きます。
この原因は、夏休みの過ごし方にあります。
長い夏休みをどう過ごすかで、2学期以降に大きな影響を与えます。
そこで、夏休みの過ごし方をチェックしてみたいと思います。
たとえ、このブログを読んだ時、夏休みが後3日になっていてもチェックして修正する価値はあるので試してみて下さい。
チェック1
規則正しい生活が出来ていますか?
夜遅くまでゲームをしたり、テレビを見たりして生活のリズムは狂っていませんか?
リズムが狂うと精神的にも安定しません。
また体内時計がズレると、自分だけでは直せない場合があるので要注意です。
まずは、睡眠!
規則正しい起床、就寝の時間を決めることです。
出来るだけ通学している時と同じ時間に起き、学校の授業が始まる時間から勉強に取り組むと良いと思います。
その上で規則正しい勉強時間、自由時間を決めましょう。
食事も大変重要です。
食事の乱れがないよう心がけましょう。
チェック2
これからの目標や目的などゴールを考えましたか?
ゴールを決めると、やる気が起こり勉強のエネルギーになります。
ゴールがないと、ダラダラと勉強をしてしまい長続きしません。
夏休みは、時間があるので、「なりたい自分」を考え、ゴールを考えてください。
なかなか思いつかなくても、本を読んだり、調べたりして「なりたい自分」をトコトン考えてください。
「苦手教科を克服する」「〇〇高校に入る」「ドクターになる」など、何でもかまいません。
その際、ゴールは「目的」(やろうとする理由。例、エンジニアになるため、まずは〇〇高校に合格)と
「目標」(やろうとしていること。例、合格のために夏休みで問題集一冊やる)に分けて考えよう。
ゴールが決まれば無理のない計画を立てて実行あるのみです。
チェック3
毎日、最低1時間以上、自分のための勉強(宿題以外)が出来ていますか?
自分の苦手な所をしっかりと復習して、学力を身につけておかないと大変なことになるからです。
苦手な内容をずるずるとできないままにしておくと、場合によっては、高校卒業まで苦しめられます。
前の学年に苦手な内容があっても、学校が始まれば授業がすすんでいくので、前の学年を復習する余裕がなく、気がつけば苦手教科になってしまいます。
夏休みなら苦手な所をじっくりと時間をかけて復習できます。
そういう意味で夏休みは最高のチャンスです。
まずは、集中できる環境(スマホなどが手元にない)を確保し、簡単な内容からでも良いので勉強をすすめてください。
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