高校上位進学校の勉強スピードと、小学生・中学生の間のハイレベル学習
2024年07月01日
星伸スクールの多賀健介と申します。
あっという間に1学期が終わりを迎えます。この1学期間の、高校上位進学校の様子や、
上位進学校を目指す小学生・中学生のみなさんにしてもらいたい勉強について、書きたいと思います。
津高や津西国際、上野高校理数科など、各地区の上位進学校や上位学科で、変化がありました。
それは「数学の進度が非常に速い」事です。
これまでも、津地区・伊賀地区・鈴鹿地区の上進学校では、「数学が大変」「英語を勉強している時間が無い」「国語や理科・社会は後回し」という事は、よくありました。
ですが、この2024年は、今まで以上に「数学の進度がすさまじい速さ」で進んでいます。
①難化した大学入学共通テストに対応するため、進度が速い
②高校の学習指導要領が変わり、習う事が増えているので、数学は前倒しでやっている
この2点が考えられます。
進度が速いと、「理解できない」「課題が多い」という問題が発生します。
※これは高校数学に限った事ではありません。
小学校の算数や国語、中学校の英数国理社、学校の進度が急に変わる事があります。
その際、「急に早くなって分からなくなった」という声をよく聞きます。
「理解できない」まま進むと、途中で楽しくなくなります。
津高校に合格する生徒、各中学のトップ10だと思って下さい。
その子達がついていけない・・・怖いです。
そんな子達が、ついていけなくなって、初めての挫折を味わうことになる、というのが最も危険です。
「課題が多い」は、実は悪い事ばかりではありません。
英語や数学など、課題がたくさん出されます。
英単語だけでなく、古文単語を覚える課題も、最近の高校ではよくあります。
「課題はしないといけない→仕方なしに勉強する→やっていくうちに分かる→できるようになる」という事が、上位進学校の子達であれば、起こります。
ですので、課題が多い事は、決して悲観する事ではありません。
ですが、「課題が多過ぎて、本来自分がすべき勉強に手が回らない」という点では、問題です。
高校上位進学校では、進度が速くなっています。
この傾向は、ずっと続くと思われます。
では、どう対応していけば良いでしょうか?
小学校の間や中学校のうちに、
「学校で習った問題の、更にハイレベルな問題を解く」
「学校では習わないようなハイレベルな問題を解く」
「文章読解力をつけるため、国語の文章問題を解く」
といった事が、今後の高校でのスピードアップに対応するために、必要だと考えます。
実際に、津高校高1で成績上位の生徒は、これらを中学生の間に、特に英語数学国で、実践できていました。
これを7月にみなさんにお伝えするのは、ちょうど夏休みであれば、こういった「ハイレベル学習」をする時間が取れるからです。
学校がある間は、もちろん進度が進みます。英数理社国、全教科進みます。
ですが、夏休みであれば、学校の宿題はありますが、先には進みません。
この時こそ、「ハイレベル学習」をするチャンスです。
最近、津地区では、最上位の生徒は四日市高校を目指します。
津高校が、家のすぐ近くにあるにもかかわらず、です。
津地区でこうなっているのですから、鈴鹿地区は、もっと多いです。
「上へ上へ」という考え方が、上位層に顕著です。
だからこそ、夏休みに、「ハイレベル学習」を実践して下さい。
津高校や四日市高校、上野高校理数科や神戸高校理数科で、絶対に役に立ちます。
そのためのバックアップ、星伸スクールにお任せ下さい。
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