捉え方

2018年09月07日

二学期が始まりました。

笑顔で塾に来る子がほとんどですが、中には難しい表情で来る子がいます。
そんな子には、声かけるようにしています。

話を聞いてみると「学校が始まって辛い」、「新学期は、ゆっくりできない」とか様々な答えが返ってきます。

学校が始まって「うれしい子」がいる一方で「辛い子」もいます。

どの子にとっても新学期は同じなのですが、現実の「捉え方」によって気持ちが違うのです。

昔と比べ、子供たちの現実の「捉え方」は複雑になってきていると感じます。

例えば、以前、中3のクラスの授業で
「みんな入試まで、気を抜かず、がんばれ」と全員に言ったのですが、その後が大変です!

「努力すれば結果は必ずついてくる」とA君に伝えました。
A君は、まだ成果は出ていません。結果が出ないと、途中で投げ出すタイプなので「結果は必ずついてくる」と言い続けてあげないといけないのです。

「君なら合格できる。がんばれ」とB君に小声で伝えました。
B君は、自分に自信がない子です。こんな子には自信を持つような言葉が必要なのです。

「みんな入試勉強で苦労してるよ。がんばれ」とC君の近くで言いました。
C君は、入試勉強を辛そうにしています。でも、みんな同じ状況なんだということを伝えたいのです。

「こんなことでは、志望校に受からないぞ」・・宿題を確認している時にD君伝えました。
D君は、自分に自信がある子です。この言葉をバネに伸びるタイプで実際、伸びてきました。

同じ言葉を発しても、子供によって捉え方が違います。そのため同じ言葉ではなく、その子の心情に合わせた言葉を選ばなくてはなりません。

ここに教育の難しさがあり、おもしろさもあります。

さて、子供たちの捉え方が複雑になってきていると言いましたが、それは調査の結果から明らかです。

国立青少年教育振興機構が行った調査によると「自分はダメな人間だと思うことがある」と答えた日本の生徒の割合は7割を超えアメリカ(45%)や韓国(35%)を大きく超え残念な結果になりました。(平成27年度実施)

「自分をダメな人間」と思うと「捉え方」に「歪み」が出てきます。
つまり、現実の捉え方が、ずれてきて、反応や行動が変わってくるのです。

例えば以前、牡蠣で食あたりになり、「牡蠣は恐い」と思い20年間食べてなかった人がいました。
「最近、食べ始めたら美味しくて20年間損をしていた」と言われてましたが、この例に似ています。

「自分をダメな人間」と思うことで心理学では下記のようなことが起こると言われています。

◎「自分なんて」と思って常にあきらめる。
◎いくら説明しても励ましても無関心で本気にならない。
◎他人を批判し、自分自身を自慢する。
◎他人の評価を極端に気にかける。
私たちの使命は、子供たち学力を伸ばし、志望校への合格を叶えることです。

しかし子供達には単に学力向上や志望校合格だけではなく、そのための努力や試練を通して、自分自身を肯定し、前向きに力強く生きていく人になってほしいと願っています。

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