輝け! 夢と希望の2023年
2023年01月01日
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
子供の頃、新年を迎えると、なぜか幸せな気持ちになりました。
皆さんは、どうでしたか?
私は、書き初めはしませんでしたが、今年一年の抱負や希望を考えて、ワクワクしていた思い出があります。
今の子供達は新年に抱負や希望を持てたでしょうか?
調査によると自分の将来に「明るい希望がある」と答えた子供は2割以下でした。(13〜14歳 令和2年7月 内閣府調査)
確かにコロナや戦争など暗い出来事も多くある時代です。
しかし、だからと言って暗くなる必要はありません。
是非、子供達には明るい未来を信じて歩んでほしいと思います。
なぜなら、ほとんどの幸せは自分の気持ち次第で決まるからです。
何事も前向きに解釈し、心の中に不幸を作り出さないことが何よりも大切なことです。
暗く否定的な感情は自分の行動や能力を制約します。
学習についても、ネガティブな考え方では学力は伸びません。
明るく前向きな考え方が、学力を伸ばすのです。
もう一つ子供達にしてほしいことは、「ありのままの自分」を認めるということです。
他人と比較したりするのではなく、世界で一人しかいない「ありのままの自分」をかけがえのない存在として好意的に受け止めるのです。
それができれば、前向きに主体的に生きていくことができます。
ちなみに、ありのままの自分を認め「自分自身に満足している」という若者は、日本では5割以下しかいなくて、2人に1人が自分自身を認められていません。(米英仏など先進国は約8割で日本は世界でも極端に低い。 令和元年6月 内閣府調査)
私のように教育の現場にいて、子供達を見ていると、どの子も、本当に良いところがあります。
一人ひとりが、かけがえのない存在です。
それを周りの大人がしっかりと認め、言葉に出してほめていくことがとても大切なことです。
そうやって周りの大人たちに認められていく中で、子供たちも自分自身をかけがいのない存在だと気づくことができていくでしょう。
ここまで書いて、改めて思うことは、子供達への大人の役割は本当に大きいということです。
私共も、ただ勉強を教えるだけでなく、子供達の心に、夢や希望、そしてやる気を少しでも多く与えられるように頑張りたいと思います。
2023年、全ての子供達が明るい未来を信じ、自信を持って前向きに歩んで行く、そんな年になればと願っています。
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