今春、たくさんの星伸スクール生が高校や大学に進学しました。本当にうれしく思います。

どの生徒も学力を伸ばし合格したのですが、生徒の中には、急激に学力を伸ばしワンランク上、ツーランク上の進学先に合格した生徒達がいます。

この生徒達は他の生徒とは、やる気が全く違います。

やる気が半端なくあるのです。

そこで、やる気と学力向上の関係を考えてみました。

学力は簡単に言えば、以下のような公式があると考えています。

学力＝「学習の質」×「学習量」

「学習の質」は、勉強方法や集中力などです。「学習量」は、勉強時間などです。

やる気は、この「学習の質」と「学習量」に大きな影響を与えます。

例えば、やる気がなければ、勉強方法の模索はしませんし、また勉強に集中もできません。

もちろん長時間の勉強は無理です。

やる気が学力を左右するのは上記の理由からです。

この4月は、受験生でなくても生徒のやる気が高くなる時期です。

新しいクラスメイト、新しい先生、新しい教材、新しい教室・・・生徒のやる気を刺激する材料は揃っています。

その意味で、4月は、生徒が学力を大きく伸ばすチャンスです。

大切なことは新学年、点灯したやる気の光を灯し続けることです。

そのため大切なことは夢や目標目的を持つことです。それも具体的で肯定的なものがベストです。

もう一つ、ここで述べたいことは、「当たり前のことの大切さ」です。

例えば、家では復習する、先生の話をしっかり聞く、わからないことは調べるなど、当たり前のことを続けていくことです。

当たり前のことを続ければ成果につながり、やる気も続きます。

実際、やる気があり学力の高い生徒は、特別な勉強をしているわけでなく、当たり前のことをコツコツしているだけなのです。

「それができない」という生徒もいるかもしれませんが、3ヶ月から半年続ければ、それが習慣になり、自然にできるようになります。

上記の理由で春は1年で数少ない、学力アップのチャンスです。

チャンスを活用して、充実した新学年をおくってほしいと思います。