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子供たちの未来のために

2018年06月01日

毎年、星伸スクールの講師の募集をしています。

最近は少し減ってきましたが、毎年、多数の応募者に入社試験を受けて頂きます。

本当にありがたいことです。

星伸スクールの卒業生が応募者のことがあり「入社試験受けに来ました。先生よろしく」とか言われると、すごいプレッシャーを感じます。

さて応募者は超難関大学から普通の大学の出身者まで様々です。

採用を超難関大学からするかと言えば、そんなことはありません。

試験は抜群にできるのですが、残念ながら人間的に未熟な方もおられるからです。

例えば面接で、学生時代に短期間で語学留学された方がいて、「語学留学は意味がありましたか?」と聞くと「それは、どういうことですか?」と急に怒り出す始末。

きっとこの方は、子供の頃から勉強がすごくできて、親も先生も勉強ができるから良しとして、放置してきたんだなと思いました。

こんな未熟な方の例を挙げれば、キリがありません。

「勉強さえ出来ればよい」・・・そんな思いで周りの大人が接してきた結果だと思います。

私は家庭での「徳育教育」、言い換えれば「心の教育」は、なくてはならないものだと思っています。

また家庭だけでなく、子供たちを取り巻く大人が、子供たちに「心の教育」をすることは大切なことだと考えています。

以前、駅で高校生がたむろしてたばこを吸っていたので、私は大声で怒ったことがあります。

今から考えれば、彼らの横を多くの大人が通っていたのに、誰も注意しなかったのは残念です。

人は「頭」と「心」を車の両輪のようにして、人生を歩んでいくと思います。

しかし、現実を見ると25歳から29歳のフリーターのうち4割が大卒・大学院卒というデーターがあります。

(独立行政法人労働政策研究・研修機構 2016年の調査)

もちろんフリーターも立派な仕事ですが、親に苦労して大学まで出してもらったのに残念な気がします。

私は「心」のない教育は、教育の一部でしかないと思っています。

今後、AIなどが発達してきて、教育の多くの部分がAIに置き換わるかもしれませんが、コンピューターは「心」を伝えることはできません。

そこは人間しかできない教育の部分です。

「心の教育」には、子供たちに対して「やさしさ、厳しさ、愛情、良識」などをしっかり持って、大人が接することが重要だと思います。

子供は敏感です。

大人の気持ちを感じとり、子供は自然に学んでいきます。

このようなやり方で、星伸スクールも微力ながら「心の教育」を今後もしていくつもりです。

どうか皆様も子供たちの未来ために、今後も「心の教育」を進めて頂きたいと思います。

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