塾長の岸です。

星伸スクールの大学受験部門ですが、今日３月１日に「駿台ダイバース」を開講致しました。

星伸スクールの高校部門は、先生が直接指導するライブ指導にこだわってきたため、私たちが教える高校別クラスや個別指導の形態で、高校生たちの指導も中学から引き続き私たち自身で指導してきました。ただ、大学受験となると、専門性が問われるので、大手予備校の映像授業を頼ってきました。

ライブ指導にこだわってきたのは、映像授業というのは、講義を視聴するだけで本当に生徒を伸ばせるのかといつも疑問を持ち、何か私たちでサポートできないか、いつも考えてきました。

駿台ダイバースは、駿台という大手予備校で作られた指導というだけでなく、映像授業では足りないと思っていた「想起学習」にこだわった大学受験指導です。

想起学習という言葉より、「リトリーバル・プラクティス」の言い方の方が、聞いたことがある方も多いかもしれません。

リトリーバル・プラクティス（想起学習）は、情報を頭に入れるだけでなく、自分の力で引き出す練習をするということで、このプロセスが学習効果があると実証されています。

駿台ダイバースは、講義の動画を視聴するだけでなく、その授業の時間の中に生徒自身が授業の内容の要点をまとめる「作業」がシステムとして組み込まれています。授業内容を頭の中で引き出すことで、より理解が深まります。駿台ダイバースは、リトリーバル・プラクティスにこだわった大学受験指導であり、また、もちろん確認テストや、チャットなどでの双方向での質問、カウンセリングもシステムとしてあります。駿台模試とリンクしているので、ビックデータでの進路指導・学習支援も細かく丁寧に行えます。星伸スクールにとって、駿台ダイバースは、理想の大学受験指導だと確信し、この2025年度よりの導入を決めました。

さて、話は変わりますが、鈴鹿白子校、津校、そして伊賀市の上野校・阿山校でも、中３生が前期選抜試験で続々と合格者が出ており、高校生活が始まろうとしています。

志望校合格は、嬉しいことですが、ゴールではなく、あくまで通過点です。高校合格を喜んでいる生徒・保護者の皆さんを、さらに大学受験でも、同じく志望校合格に導くために、駿台ダイバースを力強く、今日より動かしていきます。地域の教育を、力強く支えられる塾であり続けたいと、私たちは考えて、新たなチャレンジ・改革を続けていきます。