塾長の岸です。

「ICT教育」、ご存じの方も多いとは思いますが、情報通信技術、つまりインターネットを使った教育のことです。

星伸スクールは、今までこだわり続けてきた「手作りの丁寧な対面指導（先生が直接指導する）」を続けていきますが、どんどん便利になっていくICTを取り入れた、新しい指導形態も積極的に取り入れて、少しでも生徒一人ひとりの学力アップややる気アップに繋げていこうと、日々、新しい教育のスタイルを模索しています。

今年度からは、中学生の指導に関しては、予習として動画授業の視聴を宿題とする「反転学習」を導入しました。

非常に効果が出ている生徒もいますが、どうしてもそういった動画授業に不慣れな生徒がいるのも現実にあり、すべての生徒が効果的に使えているわけではありません。

先生に分かるまで教えてもらいたいという欲求が強く、予習として視聴した際に、分からないまま終わるのがどうしてもモヤモヤするようです。本来は、反転学習は、予習段階で全てを理解する必要はまったくなく、分かる部分と分からない部分を明確にしておくだけで、正規の授業での理解度が飛躍的に上がるというところなんですが、私たちの子供たちへのアプローチがまだまだ未熟だと感じます。宿題というと、習ったところを演習（アウトプット）するというイメージがありますから。

私たちの課題です。

さて、新年度に向けては、中学のICT教育の導入に続いて、高校部門の大学受験指導を新たにする計画です。

大学受験になると、教科も多岐に渡ります。日頃、高３生たちから、受験問題で質問を受けることがありますが、どうしても教科やレベル、扱う過去問などで、対応して切れていません。

いつでも、インターネットを通して、チャットなどで全国の現役大学生などに質問にこたえてもらう大学受験サポートを取り入れる計画しています。実際に、大学受験の問題にあたってきたばかりの先輩大学生たちの方が私たちより、大学受験の問題はよく分かっていると言えます。

大学受験指導に関しては、ICT教育を拡充していく予定ですので、決まり次第、お伝えしていきます。

保護者様へのサポートも、オンライン保護者会の機会を増やしています。夏休み前も行いましたが、参加して頂ける保護者様も徐々に増えています。

オンラインであれば、地域にこだわらず、鈴鹿市・津市・伊賀市の保護者様にお気軽に参加頂ける保護者会をいつでも開くことができます。

日頃のイベント報告もInstagramで、いつでも綺麗に見て頂けるようになりました。

ＩＣＴ教育のことばかり書きましたが、ＩＣＴで効果が上がることはどんどん取り入れていきます。ただ、子供たち一人ひとりのやる気を伸ばすことに関しては、私たち先生が直接してあげる重要な使命だと考えています。ＩＣＴのサポートで、私たちが、より子供たちの心（やる気）をサポートできる時間を増やしていきたいと考えています。

そのために、ＩＣＴ教育であり、それが「ＩＣＴ教育と対面指導のハイブリッドの良さ」だと考えています。