家庭学習のコツ

2020年05月01日

学校の休校により自宅での学習が必要です。

生徒の中には、この時期とばかりに積極的に家庭学習に取り組んでいる生徒がいる一方で、学習があまりできてない生徒もいます。

今、自宅で学習するかしないかは、今後に大きな差が出てきます。

今回は、家庭学習のコツをお話ししたいと思います。

 

<勉強する場所>

勉強道具だけ置いてある所でやろう。

テレビやゲームの前で勉強に集中できる?????

周りに、興味のあるものや、刺激的なものがあると、集中力はすぐになくなる。

まずは、「勉強道具だけ置いてある」場所を確保しよう。

 

<勉強する目的を考えよう>

勉強がよほど好きな生徒以外、勉強には目的が必要。

目的がないと勉強できないし、しても身につきません。

大切なことは「何のために勉強するのか」を考えること。

あの学校に行きたい、あの仕事に就きたい、成績を伸ばしたい、テストでいい点を取りたい・・・自分が望むことなら何でも良い。

その時大切なことは「今すぐに理解できなくても、自分なら必ず何でもできる!」という気持ちが大切。

これは事実だから忘れないでね。

まずは「何のために勉強するのか」を考えること。

 

<やる気のない時は、まずは簡単な問題からやってみよう>

脳は、嫌なことでも、「行動すること」で、やる気がわいてくるようにできています。

例えば月曜の朝、学校に行きたくなくても、行ってしまえば「なんともない」のと同じ。

やる気がない時は、簡単な内容からで構わない。とにかく学習を開始しよう!

 

<それでもやる気がわかない場合は、軽い運動してみよう>

体と脳は密接につながっています。

運動することで脳が活性化され、やる気物質(ドーパミン)がわいてきます。

腹筋でも縄跳びでも、できそうな運動をまずしてみよう。

 

<勉強モードに入ってきたら、得意な内容からやろう>

得意な内容から勉強することで、やる気が長続きし、勉強の習慣も身につきます。

逆に最初、苦手な内容から取り組むと、やる気が続かなくて途中で投げ出すことになります。

まずは得意な所を伸ばし、次に弱点を克服していくのがベスト。(長所伸展法)

 

<勉強を始めたら、何度か休憩を入れて、勉強・休憩を繰り返そう>

集中力の持続時間は15分! 30分から45分を目標に勉強を続けて休憩を入れ、また勉強を始めよう。

休憩時間は、5~20分。

休憩時間が長いと、「休憩時間にスマホで遊ぼう」とか「テレビを見よう」など、脳の目的が変わるため、休憩は短時間で。

 

<食事や入浴などで勉強を中断する時は、中途半端なところでやめよう>

ついキリが良いところまで学習しがちですが、脳科学的には中途半端なところで学習をやめたほうが、再び勉強に戻りやすいことが分かっています。

勉強を時間で区切るなどして、「もう少しやりたい」・・・こんな思いで、やめたほうが、意欲をもって勉強を再開できます。

 

<勉強した成果を見えるようにしよう>

一人で勉強する場合は、自分を常に励ますことが大切。

勉強した内容は、紙に書き出したり、ノートやテキストに印をつけたり、カレンダーに書くのも良い。

とにかく勉強した成果がわかるようにしよう。

そして、それを見て「がんばっている自分」をほめてあげよう。

 

<最後に>

本当の学力は、誰かに教えてもらうよりも自分自身で学習すること(自学自習)で身につきます。

未来に向かってがんばろう!

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