子供たちへの助言方法

2022年06月01日

「勉強が嫌で、宿題もする気になりません。どうしたらいいですか?」

こんな相談を、先週入塾したばかりの生徒から受けました。

以前の教師なら「学生は勉強が仕事!そんな甘いこと言ってたら、働いておられる親に申し訳ない!とにかくがんばれ!」・・・こんな感じだったと思います。

今では、このようなアドバイスで、子供の心を動かすことが難しくなってきました。

そのため星伸スクールでは、子供が「心からやろう」と思える会話の方法を研究し取り入れています。

保護者の方にも参考にして頂ければ、お子様の今後の学習態度の変化に効果があると思いますので、紹介させていただきます。

 

基本は生徒と1対1で話すのですが、ポイントが幾つかあるので下記に列挙します。

 

◇大人は、どうしても話し過ぎてしまいますが、生徒の主体性を引き出すために、ここはぐっと我慢し、生徒が会話の中心になるようにします。

 

◇生徒が前向きに進むような質問をします。

例えば、「夢は何?」「魔法の杖があったら何がしたい?」「来年の今頃はどうなっていたい?」など、

生徒自身が新たな気づきを生むような質問をします。

 

◇生徒の話を受け入れ、しっかり聞きます。

「しっかり聞く」というのは、「表情など言葉にならない言葉」まで、聞く(感じ取る)ということです。

「話を受け入れる」というのは、「承認する」ということです。

大人からすれば「それは間違い」とか言ってしまいそうな内容でも、まずはすべてを受け入れ、しっかりと聞きます。

 

大人からすると、受け入れることに抵抗がある内容もあるかもしれませんが、大丈夫です。

子供であっても、会話を続けていくと、最初は突拍子もない意見も、最終的には、良識ある大人が考えたのではないかと思われるような、

立派な答えを出してきます。

 

◇生徒が話し辛い感情や喜びなどに、共感してあげます。

このことにより、子供を孤立させずに一歩前に進む「勇気」を持たせることができます。

 

◇生徒の「可能性」を信じてあげることです。

実際、生徒には無限の可能性があります。

信じられることで生徒は力を発揮します。

 

◇最後に目的や目標を子供自身から語ってもらいます。

ここがとても大切です。

なぜなら、人は自分が発した言葉に大きく影響を受けるからです。

 

星伸スクールでは、上記のような会話方法も取り入れて、生徒とコミュニケーションをとっていますが、時間的な制約があり、生徒全員に満足するほどには実施できていないのが現状です。

ご家庭でのお子様との会話の際に、上記のような会話の手法を少しでも試して頂けたらと思います。

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